欲しがります負けたって

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出航!!

このページ完全に劇団シャイニングの感想ブログとしてしか活用されていないですが、そういうこともありますよね。むうです。舞台『Pirates of the Frontier』、略してパイフロを観劇してきた自分用メモ。

ところで前回ポラリスを観てきた感想を書いてましたが、その後何度も見返してにちゃついていたので書いた意味は大いにあったと感じています。書いておいてよかった。無事にBlu-rayも手に入れました。最高。

 

さて私が観劇したのは2019年3月23日ソワレ(下手H列)と24日(上手G列)、24日は東京千秋楽でした。劇場の特性で仕方がないのですが、フラットなため演じているキャストが全く見えないシーンが多々あって非常に残念でした。ですが始まる前からアンサンブルの皆さんの盛り上げるぞって熱気がすごくて、舞台も面白かったですし充分満足です。

パイフロのメインキャストが発表されたときから「こりゃ間違いなく面白いし期待できる」と思っていましたし、その他のキャストが決定してからはそれが確固たるものになりました。期待以上の舞台でした。素晴らしかったです。

 

内容。ポラリスと同様、シアシャイのパイフロのストーリーと同じ時間軸の話でした。世界線は違うけど同じ時間軸、つまり父親を探しているイッキとマルローが一緒に航海していて、そこで父親を知る白い悪魔カミュと出会い…というところ。父親を名乗るキャプテン・レッド(荒木さん)と出会い、一緒に行こうと誘われたイッキの選択は…という話。

特にすごくびっくりするような展開ではなかったですが、ストーリーは素直に感動しました。イッキの人柄、マルローのイッキに対する感謝と情、白い悪魔の感情の振れ方、父親である「赤い天使」の愛と包容力…キャラクターがみんな魅力的で良かったです。

オープニングがかっこよくて素敵でした!『天下無敵の忍び道』を彷彿とさせる演出でした!こういうの大好き!GiaO!さんでオープニング映像だけ無料配信しているのでぜひ見てほしいですが、カメラワークと画質がイマイチなのでやっぱりBlu-rayまで待ちましょう!!

相変わらずレビューで吹っ飛ぶので内容をよく覚えていられないのですが、レビューの楽曲が今回特に全部良かった!キャラに合ってたし単純に曲がいい!!イッキのソロ曲二曲目、まじで可愛くて慌てた。ところでシャイニングラブのイントロを聴くと涙が出るようになった自分に驚きました。だいぶ調教されている感じがします。

 

キャストとキャラクターの話。

イッキ役小澤さん。彼の笑顔は世界を平和にしてくれる温かさがありますね…イッキを演じてくれてありがとう。持っている空気感が本当にイメージと合います。「帰るって、どこに?」とか「愛されたい」という台詞がグサグサ刺さってしんどかったです。マスミラのときにも思ったけど、一十木音也の地雷を踏み抜くイッキって感じでした。「愛されたい」に対して赤い天使の最期の台詞が「愛してるぜ、イッキ」なのって本当に、本当に…!

とてもよく動く方ですが、特に彼の身体能力が凄まじいと思ったのが、キャプテン・レッドとのタイマンのシーン。殺陣がすごい。剣が見えない。えげつない。最高でした。

マルロー役小波津さん。彼は本当に舞台映えするよなー…かっこいい。迫力があります。短剣で戦うシーンや殴る蹴るアクションが多くて、すごく似合ってました。イッキのこと大好きなんだなーってマルローで良かった。二人で並んで肩組んでるところなど可愛くて微笑ましかったです。JTのときから彼は好きだなと思っていましたが、やっぱり好きです。

白い悪魔役菊池さん。オープニングで登場した瞬間の迫力がすごい。ブワッ…ってなるんです。すごいです。高貴。光り輝いている。すごい威力でした。よく目がつぶれなかったな。立ち振る舞いも素敵でしたが、何より話し方が…おそらくものすごく初代を研究されたのではないかと思います。カミュではないし、カミュの声帯ではないのに、話し方がもう、完璧に白い悪魔なんです。カミュを演じた役を演じられる子が日本にいるなんて。感謝しかありません。

どうやら左利きらしいですね、剣を右から左に持ち替えての殺陣、美しくて息を呑みました。JTのときよりさらに好きになりました。イッキに「自分の心を信じろ」と訴えるシーン、感動しました。赤い天使に一瞬敬語になるところが非常にエモーショナルでした。私が観劇したときは眼帯が取れてしまうアクシデントがあったのですが、美しいお顔が拝見できて大変に眼福でございました。ありがとうございます。

他のキャストも素晴らしかったですが、特に白い悪魔の執事スミス役菊田さん。とても良かった。いいキャラだった。溜めるな~!!って話し方素敵でした。いいコンビでしたね。

 

本当に個人的な意見なのは分かっていますが、この三人、完璧なキャスティングだと思います。よくこんなにピッタリ合う子見つけてきたな、と感動。これから京都公演を控えていますが、もしも万が一まだ観るか悩んでいる方がいるのなら、絶対に観た方がいい。後悔はしません。憧れは崩れません。夢は壊されません。

うたプリを好きになって早数年、こういった営みのおかげでさらにプリンスたちを好きになっていくのを感じています。本当に有り難く幸せなことです。

 

今後もこの営みが続くのなら、この三人続投していただきたいです。あれんくんのチェシャ猫見たい。おざわくんの赤ずきん見たい。きくちくんのアトス…めちゃくちゃ見たい。あのお衣装絶対似合う。あの衣装で殺陣見たい。最高でしょう。

前回リコリスが観たいと言ってその後もずっと妄想していますが、おざわくんの赤ずきん、のすけくんのランドルフ、よこいくんの黒ずきん観たい。ヴィクターさんはどうなるかまだ分からないのでノーコメント。しかしリコリスやったとしても、レビューは一体どんなテンションになればいいのか分からないですよね。「森は見つめている」…掲げたペンラはどうしたらいいんだろ…笑

今回も千秋楽に次の作品の情報がくるのかなと期待しています。エビバデだとしたら二人とも続投していただきたいな…という願望。

 

うたプリ好きでいて良かった。