欲しがります負けたって

オタク活動のお知らせと趣味記録用ブログです

マジLOVEキングダムを観た話

書き尽くされているのであろう、劇場版うたの☆プリンスさまっ♪の感想です。自分が後で見返して幸せになるために。

二か月前のST☆RISHのライブ感想をいま見返したら素晴らしかったので、やっぱり記録用にブログを書くことって大きな意味があるなぁと思っています。

 

ちょっと思い出の話。

自分のうたプリ歴は先述の通り6年くらいになるのですが、その間、例えばすごく離れそうになったとか、逆にすごく命を救われたとか、そういう大きな出来事がない。ずっと好きで、ずっと追いかけていて、でもうたプリが私の人生の全てと言えるほどお金をかけているわけでもないと思っています。ほしい物は買うし、お金もかけるけど、ほしくなければお金はかけない。いわゆる痛バも缶バッジ持ってないから作らない。あれ作れる方はすごいです、かけているお金も稼働もセンスも本当に尊敬します。他の女性向けゲームやアニメは詳しくないから(一応ちょっとかじってみてもハマらなかったので、良いところを知る前に離れてしまっていると思われる)「他のジャンルとはここが一味違うぜ!」と言えるほど他を知らないし。

でも好き。ずっと好き。うたプリは、私の人生?家族?とか、日常生活って感じです。他のジャンルにドはまりしても、うたプリにかける時間とお金を減らそうとは思わない感覚。それが6年続いています。

 

で。今回の映画の話。

劇場版に関わるCDは全部予約して購入しているわけですが、発売時点では聴きながら「劇場版ではこの楽曲作成に至る過程をやるのかな」と思っていましたね。まさか全編ライブだと思ってなかったから、初日朝仕事を休んで劇場で観て、とんでもないものを観てしまったと思いました。すごい瞬間に立ち会ってると思いました。そして、応援上映あまり好きじゃないんですけど(いい思い出がないので)、「これはマジLOVEライブ上映絶対楽しい」と確信しました。

本日までに11回入国しています。一回目観たとき何を感じたかよく覚えてないんですけど、トロイメライでレンくんがセンターなことに涙したことだけは覚えてます。初回から11回目まで、泣かずに見終えた回は一度もありません。

アンコールを初めて観たのは四回目。号泣しすぎて相変わらず記憶がない。

カルナイのメッセージを聴いた六回目。カミュのメッセージで号泣。

ヘヴのメッセージを聴いた九回目。号泣。

そして先週、全員からのメッセージ。号泣。会場からは悲鳴みたいな声があがってました。最後の影ナレ。号泣。素晴らしかった。なのにほとんど記憶に残ってない。また観に行かなければ。

 

これから12回目を観てきます!みんな!うたプリはいいぞ!!まだまだハマれるぞ!!!!

制限解除ッッ!!

はい。ペダステ観てきましたメモです。

 

ペダステ、今回は2日目の途中からでした。泉田くんと小毬ちゃんのスプリント勝負後からですね。そういえば前回、「次は小さな峠がくるはずだけどキャストどうなるんだろう」と思って終わった気がします。きましたよ小さな峠。

本日のソワレ、我らが神様わたなべ先生が観劇されていました!入場とともにわき起こる拍手、そして終演後退場されるときも拍手喝采。会場全体に手を振って出ていかれました。私にとって本当に神様なので観ただけでじわっと泣けてしまった。ありがとうございます。

 

色んなことを思ったのですが、とりあえずギュンッとしたとこだけメモ。

・東堂さんのキャストの子、すごくいい声でした。東堂さんだよこれ。東堂さんの声だよ。笑い声も、普段と勝負のときとのギャップも最高。特に「巻ちゃん!」の声。素晴らしかったです。東堂さんを演じてくれて本当にありがとうございます。

・巻ちゃんの子すんごいモデルさんみたいだった。手足が長い。顔小さい。声も良かったです。

・小さな峠、もうね、ものすごく解釈の一致を見た。二回目、三回目と繰り返し登るときに東堂さんがむちゃくちゃ笑ってて、そう!これ!絶対こう!と思いましたね。アドレナリン出まくっててちょっと狂気的にも見えました。原作では分からなかった二回目以降のテンションとか空気感が分かった気がした。

・悠人くん。めちゃくちゃ泣けた…すごく良かった…。隼人くんへの劣等感やプレッシャーなどがコンパクトに紹介されてたんですけど、悠人くんの絶望とか悔しさ悲しみがすごく伝わってきてしんどかったです…;;

・劇中に「隼人くんが葦木場さんを救って、葦木場さんがオレを救った」みたいな台詞があったんですけど、今更ながら本当にそうだよなと。一年目のインハイから二年目に世代交代した意味を見た気がしました。こうやって繋がってくんだ。葦木場さんに出会えて本当に良かったね…;;

・東堂FC「東堂さまー!」我々「指さすやつやってー!」というコーレスがあったんですけど、公式で東堂さんを応援する言葉を叫ぶ体験ができる、というのが本当に幸せなことだと思っています。以前「2つの頂上」のときにも「東堂さまー!」と叫べたのは最高の思い出です。本日、二度目は先生だけでコーレス、先生が「指さすやつやってー!」と叫んでいたの最高でした。

・鳴子くんほんと好き…

・三列目センブロと最高の座席だったのですが、みんなの汗がすごいのがよくわかりました。小野田くんが腕に汗びっしょりかいててすごかった。ジャージもシャツも張り付いてて、ほんとみんなすごいね…すごいよ…浴びたかった…

 

毎回思うのですが、目まぐるしく変わるステージセットの中で走り続けるというとんでもない舞台なので、どうか怪我なく事故なく演じ切ってほしい。

そしてこれまた毎回思うけど、ストーリー知ってて、結末も知ってるのに、ゴールラインを割るとき「誰が勝つんだ!?」と本気で思ってしまうし、全員を応援してしまいます。誰が勝っても嬉しいし、誰が負けても悔しい。本当に全員にドラマがあって、全員が生きていて、だからこそ全員大好きなんだなぁと思います。

今回も本当に良かった。千秋楽までみんながんばれ!!

推しが生きてる

ST☆RISHのシークレットパーティーに行って来た感想メモです。

 

私はうたプリがとても好きです。アニメ2000%を放送していた頃に好きになってからずっと追いかけているので、ファン歴としてはもう6年経過しています。元々女性向けコンテンツを知る機会がなく好きになったこともなかったのですが、友達に勧められるがままアニメを見て、それがまたすごく面白くて(ギャグアニメ的な意味で)、そのままゲームを全てプレイしたらあっさりハマりました。推しは神宮寺レンくんですが、全員応援しています。カルナイもヘヴンズも大好きです。

そして好きになって7年目、ついにST☆RISHがライブをすることになったわけです。CGライブです。やっとです。なんとも感慨深いものがあります。ちなみに観に行ったのは東京ではなく大阪でした。日帰りで大阪遠征行ったの人生初なので、個人的には結構な一大イベントです。

 

ライブは5月12日のレン回とセシル回に行ってきました。

すごかったです。なんていうの、現実なんですよね。元々現実だと思ってはいたんですけど、本当に、本当に現実でした。推しが現実になった。いや元々現実なんですけど、現実になったんですよ。私が全力で応援してきたアイドルはこれなんだと、心から感動しました。

以前からTwitterアカウントを見ているときは現実だって感覚で見ているし、レンくんのサインもテンション上がるしなんなら受注生産のサイン買って持ってるし、現実だと思ってるんですけど。

余談ですが二次元コンテンツはこの世に生み出された時点で全て現実であって、生み出している人がいる限り現実と代わりないんだと思っています。応援したり手紙を書いたりコンテンツにお金を払うことで継続していく、そして私たちに夢を見せてくれるということは、三次元だろうと二次元だろうと同じだと思っています。

でも今日、本当に私の推しがそこにいたんです。本当に生きてたんです。グループのみんなとライブして、歌って、踊って、笑って、ファンサして、「生まれてきて良かった」と言ったんです。こんなに幸せなことはない。そんなんこっちの台詞ですよ。生きてきて良かった。レンくんに会うまで生きてきて本当に良かったと思いました。

 

ライブ自体の記憶がほとんどないんですが、今日以降少しでも思い出して生きていきたいのでレンくん中心に感想メモ。

・マジレジェ、シャニロマ、マジレボ、2000%、We are ST☆RISH、アンコールで1000%。順番違うかも

・一曲目、マジLOVEレジェンドスター。レンくんの髪がなびくことに感動して号泣。「君と出会うためにこの星に生まれたいと神様に願ったんだ」で号泣。もう無理。

・レンくん衣装長めなのすごいかっこいい。ダンスでバサバサ動くの本当にかっこいい。なっちゃんの腰のふわふわもかっこいい。

・てかレンくん腕太くない????がっしりしてない????聖川あたりと比べると肌も焼けてるしすげーかっこいいんですけど脚なっが

・MVなどで散々見た楽曲でも、アップになってる子以外がどんな動きをしてるか見られるってのがライブの醍醐味である。最高。こんなポジショニングしてたのか~とか(1000%でレンくん下手から上手にめっちゃ動いてて若干間に合ってなくてジャンプしながら立ち位置行ってた。マーベラス)、このフリ全員でやってたんだ~とか(2000%の「ワクワクするぜ」のフリは全員でやってんのね可愛い)。目が足りない。

・レンくんダンスでジャンプするときのはしゃぎっぷりが可愛すぎる。つーかすごい飛ぶな!!

・どこだったか、翔ちゃんが一番上手側でしゃべってるときにレンくんが若干かがんで、翔ちゃんの動きに合わせて相槌打ってるのはちゃめちゃに可愛かった

・レンくん曲中すごいウインクする!めちゃめちゃウインクする!!

・レン回のトーク中のレンくん、他の子がしゃべってるときちゃんと見てるのに聖川さんがしゃべるときだけファンサしててくっそ可愛い

・レン回、トークでトキヤさんから会場に対して「ハートを作ってください」。レンくんとセシルが手で、二人で片方ずつハート作ってて可愛くて変な声出た

・レン回、なっちゃんに「一緒にいるとあったかくなる」と言われているのを見て号泣。学園時代から考えたら信じられるか??あの神宮寺レンを表現する言葉に「あったかい」なんて言葉が出てくるなんて。

・レン回、「生まれてきて良かった」と言った。その前にも何か言ってるときからもうずっと泣いてたんだけど、この台詞を音声で聴いたらもう無理だった。崩れ落ちるオレンジBBA

・セシル回、すれ違うときに「おっとイッチー」ってなんっっっっ!?!?ハイタッチもしてて??????なんでそんなかわいい?????

・セシル回、「レンは寂しがりや」ってセッシーに言われてなんかもう無理。学園時代から考えたら略

・音也が何かと翔ちゃんの真似したり誰かの真似したりしてるの可愛すぎた。なんだあれ

・セシル両手でマイク持ってるの可愛すぎる

・聖川さん細く見えるな~衣装のせいかな。聖川とトキヤさんのブーツが王子様っぽくて非常に美しくてかっこよかった

なっちゃんの髪の毛ふわふわしてて可愛かった~。一緒に行った子が「なっちゃんのダンスが好き」って言ってたので気にして見てみたら、ゆるいのにかっこいいっていう翔ちゃんと対照的なかっこよさだった。多分なっちゃんは音やリズムを捉えるのが抜群にうまいんじゃないかなと

・スタンディングから全景を見たときに翔ちゃんのダンスうまくてびっくりした

・レン回は「キャーッ!」って声援が多くて、セシル回は「はぁ~ん…(可愛い…)」って声が多かったです。これ他の五人も特徴あるんだろうね~全部見たい~

・シャニロマ、音也ソロのとき下手に音也がいて、「目と目が合うだけなのに」のところで上手にいるレンくんと視線を交わすというエモーショナルさ。他の子は後ろでダンス。しんどい

・シャニロマ、確か「もう一回言わせて」が、司会の子の声がメインで聞こえる仕様でした

・1000%はフルコーラス、一番と二番で振り付けがちゃんと歌詞に合わせて変わってる!「七色のコンパス」はトキヤ音也で「7」を作ってるし、「Knocking on the mind」だったり「男気全開」「オリオン越えて」も違ってた!百点満点!!

・最後の「ST☆RISH!!」泣き叫んでた自分ほんとに気持ち悪い

 

全然書き足りないと思うんだけど書きながらも泣きそうになるし疲れてるしで限界…思い出したら自分のために書き足します。

 

何度も言うけど、今日、推しが現実になった。ST☆RISHがそこにいた。初めての推しグループのライブでした。すごかったです。幸せだった。これからも彼らを応援し続けます。

お金払うから今回の全員の司会したやつ円盤にしてほしい。そしてカルナイもヘヴンズも同じようにライブやろう。

 

画像追加。夢のような現実だった。
f:id:DynamiteInvisibleman:20190512193415j:image

一冊目の思い出話

お知らせブログ。むうです。先日通販開始のお知らせをしたところだったので一応報告を。

一冊目に頒布した『彼らを彩る世界の話』が完売いたしました。お求めくださった皆様、本当にありがとうございました。元々在庫が僅少でしたし、東京、大阪、通販と何度か頒布する機会もあったので、ご入り用の方にはいき渡ったのかなと思っています。WEB再録や再販は予定しておりません。

初めて頒布したのが2016年9月4日らしいので(奥付見ました)、だいぶ経っているにも関わらず今回お求めくださった方には改めて感謝します。嬉しいです。

 

 

自分用思い出話。蛇足ばかりですが。

初めて作った個人誌だったので思い出深いです。右も左も分からず、でも文庫にしたくて、必死で調べながら書体とかポイントを決めた記憶があります。ちなみにワードで作成しています。本に厚みがあるので、見返してみるともっと内側の余白をとっても良かったなって感じがしますね。

しらたきさんに作成をめちゃくちゃ手伝ってもらい、校正もやってもらいました。入稿する日には私の家に泊まり込んでくれましたね。笑 本当に有り難いです。彼女がいなかったら本は出ていないですし、この後の個人誌も作らなかったでしょう。

本全体を読み返すと、自分の好きな文章の感じを詰め込みたかったんだなと思います。私の好きな、「本人たちが登場していないのに、本人たちの様子が分かる」という文章だったり、「描かれていない場面で何が起こっていたのか想像できる」という文章だったり。拙い部分も多いですし、もっと補完しても良かったとは思いますが…これはこれで好きな感じなのでまーいっか!って感じです。

 

プロローグは当初ジョークで書いたものでした。昔流行った(私の周りだけかもしれませんが)いわゆる嘘予告って感じの。こんな本出したいなーって。モブものを何度も書いていたので、もしまとめて本にするんだったらこんな冒頭にしたいなと、楽しみながら書きました。「おう!オレもー!」という巻ちゃんの台詞があまりにハッピーで気に入っています。これぞ東巻って感じで。当時思いの外いろんな方からお褒めいただいて調子に乗りました。

『青春の瞬き』。タイトルは大好きな楽曲から。巻ちゃんに東堂さんのラブレターを託すモブ、という元ネタをフォロワーさんからいただいて書いたものです。東堂さんと巻ちゃんの描写に自分の好きが詰まっていますね。文字の描写とか、DVDの返却位置とか特に。自分が利用しないから知らないのですが、レンタルビデオ店って今でもレンタルビデオ店と呼ぶんだろうか、と思いながら書きました。

『雨宿りの恋』。巻ちゃんの妹は明確に公式ではない(と記憶している。確かサイン会情報でしたよね)と知りながらも、書いてみたいなーと思って書き始めたお話。初めて書いた東巻です。タイトルは好きだったドラマのタイトルからでした。本気の恋をちょっと休憩する妹ちゃん、というイメージでした。妹ちゃんは彼氏とのことを悩んでいて、一瞬、東堂さんのこといいなって思ったんだろうな。

『世界は彼らを祝福する』。短いモブの話を書きたくて、オムニバスみたいにすればいっかーって軽く考えて書いたのですが、話自体はあんまり軽くない…か?そうでもないかな。ひとつ目の話は自分が吹奏楽部だったのを思い出しつつ、大好きな楽曲のことを書いてみたくて書きました。ふたつ目は、書き進めていて最後の最後に恋人のことをああしてしまって、モブくんには申し訳ないことをした。桐の箱は日本人だけの文化らしいと何かで見て書いてみました。みっつ目はただひたすら東巻に対して思っていたことを書き連ねた感じですね。しあわせになれ!!という思いを込めました。後日談はとっても気に入っています。

「何と比べて?」という台詞は、とある番組でセクシャルマイノリティの方が言っていた心に刺さった言葉でした。よくいう「普通」と比べることは、巻ちゃんにとっては意味がないことだったんだなぁ。「こうあるべき」というものにとらわれてばかりの自分には痛い言葉です。

「事実を見ないことにはできない」「手助けが必要だが、それは差別ではない」というジェニーの言葉は、いま読んでもハッとさせられることがあります。当時の自分がどう考えていたのか、何故こんなことを書いたのかは覚えていないのですが…何事にも置き換えられる大切なことだなと思います。

『世界は彼らにキスをする』。これもまたオムニバスみたいですね。ひとりのおばあちゃん視点で話が進む、という好きなタイプのつくりです。おばあちゃんの名前は大好きなバンドの楽曲から。犬の名前は大好きなミュージカルの犬の名前でした。明確にイメージしているお店や景色はなかったのですが、読み返すと妄想力豊かだなあと思います。表紙の景色はこのおばあちゃんのお店から見た景色をイメージしてたかひささんとしらたきさんが協力して描いてくれました。むちゃぶりしたのにイメージ通りでした。

二人に一度は誓いの言葉を言ってもらおう、と夢いっぱいに書いたつもりです。「幸せなときよりもつらいときを一緒に乗り越える方が大切」という言葉は、自分が神父さんに言われた言葉で印象に残っていました。東巻ならそんなときも、家族として乗り越えられるんだと思います。

エピローグ。エロはおまけ程度でしたね…。普段ツンツンしている子が、こっそり幸せを噛みしめている、さらにそれを見てしまうパートナー、という状況がはちゃめちゃに好きなんです。ラスト本当にキラキラしてて好きだなぁ。

 

長々と書いてしまった。後で読み返したら自分が一番楽しいブログだなこれ。

繰り返しになりますが、頒布から今日までお求めくださった皆様、本当にありがとうございました。何かしらが皆様の心に残ったら嬉しく思います。

通販開始

ようやく通販開始したので記念に更新。むうです。どなたもご覧になっていないと思いますが今の気分で更新しておこうと思います。こんな時間ですが。

 

やっと通販が始まりました。(むちゃくちゃ時間がかかりましたが自分だけのせいではないと一応言っておきたい)もしも万が一このブログで情報を得ている方がいらっしゃるようでしたら、pixivを更新していますのでご覧になってください!よろしくお願いします!

一冊目、二冊目については、ほしい方にはもう行き渡っているんじゃないかなと思っているのですが、三冊目については大阪でしか頒布しなかったので、なんとか通販にこぎつけたいなと思っていました。無事に始まって一安心です。在庫を全部ぶっこんでいます。二冊目と三冊目は潤沢ですが、一冊目はごくわずかです。

 

通販開始するにあたって三冊とも読み返してみたのですが、拙い文章ながら、やっぱり自分でときめく話を書いているだけあって面白かったです。うける。自家発電がうまくいっている。

しかしよくもまあこんなにモブ視点の話を書いたものだと思います。一冊目ですね。収録しているもの以外にも書いているのでよっぽど好きなんでしょうね。トーマキを見守るモブになりたいと思って書き始めたのが最初でしたので、欲望に忠実に書いてきたなあと思います。

トーマキって本当に奇跡のような二人だと今でも思っています。あんなに思いあってる二人いる??もしも万が一億が一とうどうさんが他の人と結婚したりしたとしても絶対まきちゃんのこと考えて生きていくでしょうよ。まきちゃんが他の人と結婚したりしたとしてもとうどうさんのこと思い出すでしょうよ。二人ともどうやったって他の人と番えない。

自分の性癖なんでしょうが、「こいつら絶対運命でしょ」という二人に弱いみたいです。

 

思い出話です。

同人活動をしていて楽しいことばかりじゃなかったですが、楽しかったことは確かにありました。pixivでひっそり書き始めて、合同誌に寄稿させていただき、個人誌を出すまでに至って、本当に楽しかった。最初の頃はスマホで打ってましたね。懐かしい。今これを打っているPCも原稿をやるために購入したものなので、トーマキを好きになって創作活動をしていなかったら我が家にないはずのものです。

初めてpixivを更新するときボタンを押すのがとても怖かったし緊張しました。ひとつのブクマやひとつのいいねに喜んで震えていました。感想をいただいたり、自分の書いた話のイメージイラストをいただいたときは泣いて喜びました。イベントの参加もして、たくさんの方からお声がけいただいたり、お手紙や差し入れをいただいたり、なんだかもう幸せすぎて、この歳になってまだまだ新しい感動ってたくさんあるんだなあとしみじみ思いました。

こんなところに書いて伝わるか分かりませんが、本当に本当にありがとうございました。月並みな言葉しか出てきません。心から、やってよかったと思っています。

 

通販開始のお知らせをするにあたって、本当は新しく何かトーマキの話を書きたかったのですが、どうにも書けなくて、既存の話のみをアップしました。もしも楽しみにしてくださっていた方がいたとしたら申し訳ない限りですが、絞り出すように書いても意味がないと思ったので素直に諦めました。

書ききった感はありますが、また書きたくなったときは書こうと思いますし、自分が楽しめればそれでいいかなと思います。

 

以上おわり。

出航!!

このページ完全に劇団シャイニングの感想ブログとしてしか活用されていないですが、そういうこともありますよね。むうです。舞台『Pirates of the Frontier』、略してパイフロを観劇してきた自分用メモ。

ところで前回ポラリスを観てきた感想を書いてましたが、その後何度も見返してにちゃついていたので書いた意味は大いにあったと感じています。書いておいてよかった。無事にBlu-rayも手に入れました。最高。

 

さて私が観劇したのは2019年3月23日ソワレ(下手H列)と24日(上手G列)、24日は東京千秋楽でした。劇場の特性で仕方がないのですが、フラットなため演じているキャストが全く見えないシーンが多々あって非常に残念でした。ですが始まる前からアンサンブルの皆さんの盛り上げるぞって熱気がすごくて、舞台も面白かったですし充分満足です。

パイフロのメインキャストが発表されたときから「こりゃ間違いなく面白いし期待できる」と思っていましたし、その他のキャストが決定してからはそれが確固たるものになりました。期待以上の舞台でした。素晴らしかったです。

 

内容。ポラリスと同様、シアシャイのパイフロのストーリーと同じ時間軸の話でした。世界線は違うけど同じ時間軸、つまり父親を探しているイッキとマルローが一緒に航海していて、そこで父親を知る白い悪魔カミュと出会い…というところ。父親を名乗るキャプテン・レッド(荒木さん)と出会い、一緒に行こうと誘われたイッキの選択は…という話。

特にすごくびっくりするような展開ではなかったですが、ストーリーは素直に感動しました。イッキの人柄、マルローのイッキに対する感謝と情、白い悪魔の感情の振れ方、父親である「赤い天使」の愛と包容力…キャラクターがみんな魅力的で良かったです。

オープニングがかっこよくて素敵でした!『天下無敵の忍び道』を彷彿とさせる演出でした!こういうの大好き!GiaO!さんでオープニング映像だけ無料配信しているのでぜひ見てほしいですが、カメラワークと画質がイマイチなのでやっぱりBlu-rayまで待ちましょう!!

相変わらずレビューで吹っ飛ぶので内容をよく覚えていられないのですが、レビューの楽曲が今回特に全部良かった!キャラに合ってたし単純に曲がいい!!イッキのソロ曲二曲目、まじで可愛くて慌てた。ところでシャイニングラブのイントロを聴くと涙が出るようになった自分に驚きました。だいぶ調教されている感じがします。

 

キャストとキャラクターの話。

イッキ役小澤さん。彼の笑顔は世界を平和にしてくれる温かさがありますね…イッキを演じてくれてありがとう。持っている空気感が本当にイメージと合います。「帰るって、どこに?」とか「愛されたい」という台詞がグサグサ刺さってしんどかったです。マスミラのときにも思ったけど、一十木音也の地雷を踏み抜くイッキって感じでした。「愛されたい」に対して赤い天使の最期の台詞が「愛してるぜ、イッキ」なのって本当に、本当に…!

とてもよく動く方ですが、特に彼の身体能力が凄まじいと思ったのが、キャプテン・レッドとのタイマンのシーン。殺陣がすごい。剣が見えない。えげつない。最高でした。

マルロー役小波津さん。彼は本当に舞台映えするよなー…かっこいい。迫力があります。短剣で戦うシーンや殴る蹴るアクションが多くて、すごく似合ってました。イッキのこと大好きなんだなーってマルローで良かった。二人で並んで肩組んでるところなど可愛くて微笑ましかったです。JTのときから彼は好きだなと思っていましたが、やっぱり好きです。

白い悪魔役菊池さん。オープニングで登場した瞬間の迫力がすごい。ブワッ…ってなるんです。すごいです。高貴。光り輝いている。すごい威力でした。よく目がつぶれなかったな。立ち振る舞いも素敵でしたが、何より話し方が…おそらくものすごく初代を研究されたのではないかと思います。カミュではないし、カミュの声帯ではないのに、話し方がもう、完璧に白い悪魔なんです。カミュを演じた役を演じられる子が日本にいるなんて。感謝しかありません。

どうやら左利きらしいですね、剣を右から左に持ち替えての殺陣、美しくて息を呑みました。JTのときよりさらに好きになりました。イッキに「自分の心を信じろ」と訴えるシーン、感動しました。赤い天使に一瞬敬語になるところが非常にエモーショナルでした。私が観劇したときは眼帯が取れてしまうアクシデントがあったのですが、美しいお顔が拝見できて大変に眼福でございました。ありがとうございます。

他のキャストも素晴らしかったですが、特に白い悪魔の執事スミス役菊田さん。とても良かった。いいキャラだった。溜めるな~!!って話し方素敵でした。いいコンビでしたね。

 

本当に個人的な意見なのは分かっていますが、この三人、完璧なキャスティングだと思います。よくこんなにピッタリ合う子見つけてきたな、と感動。これから京都公演を控えていますが、もしも万が一まだ観るか悩んでいる方がいるのなら、絶対に観た方がいい。後悔はしません。憧れは崩れません。夢は壊されません。

うたプリを好きになって早数年、こういった営みのおかげでさらにプリンスたちを好きになっていくのを感じています。本当に有り難く幸せなことです。

 

今後もこの営みが続くのなら、この三人続投していただきたいです。あれんくんのチェシャ猫見たい。おざわくんの赤ずきん見たい。きくちくんのアトス…めちゃくちゃ見たい。あのお衣装絶対似合う。あの衣装で殺陣見たい。最高でしょう。

前回リコリスが観たいと言ってその後もずっと妄想していますが、おざわくんの赤ずきん、のすけくんのランドルフ、よこいくんの黒ずきん観たい。ヴィクターさんはどうなるかまだ分からないのでノーコメント。しかしリコリスやったとしても、レビューは一体どんなテンションになればいいのか分からないですよね。「森は見つめている」…掲げたペンラはどうしたらいいんだろ…笑

今回も千秋楽に次の作品の情報がくるのかなと期待しています。エビバデだとしたら二人とも続投していただきたいな…という願望。

 

うたプリ好きでいて良かった。

せーの!

アームズシンフォニー!

ということで、劇団シャイニングによる舞台化プロジェクトの『ポラリス』を観劇してきましたメモ。前回のJT同様、自分が後で見返してにやにやする用です。

2017年に劇団シャイニングの企画が再スタートし、今年2018年にこうしてシアターシャイニングの企画も舞台化してくださいました。前回も言いましたが公式さんには感謝の気持ちでいっぱいです。たくさんご苦労もおありでしょうが、企画を継続していただけて有難いです。今回はそのシアシャイの第一弾です。

私が観劇したのは、9月22日ソワレ(二列目下手)と23日ソワレ(十列目上手)。23日が東京公演千秋楽でした。

以下感想。

 

相変わらずレビューを観るとIQ3に成り果ててしまうのですが、22日に観終わったときはあまりのレビューの威力にただでさえおかしい頭がさらにおかしくなっていました。セシルアイジマの色気は何事なのかと。それはあとで延々と語るとして、やはり2回以上は観ないと内容がしっかり頭に入らないなと感じましたね。レビューがある公演は特に。歳をとって体力的にしんどくなってきたのもあって余計でしょうか。昔のように二日連続マチソワとかもう無理ですね。体力の消耗のせいで集中力が続かなくなっている気がします。

内容は、シアシャイの『ポラリス』のストーリーと同じ時間軸の話でした。前回の劇シャイ三作品は世界線が同じでも本編前後の時間軸でしたが、今回はほぼ同じかなと。トキヤイチノセとナツキシノミヤ、セシルアイジマがまだ打ち解ける前の状態。そこにヒロイン(男)が入ってきて、エネミー(地球外生命体)との戦いがあって、大切な人たちの死や様々なトラブルを乗り越えて三人が力を合わせて地球を救う、的な話でした。

今回もストーリーが面白かったです!すごい人死んだけど!オリジナルキャラクターが4名、とてもいい味出してて最高なんですけど3人死にますからね。生きててほしかったなーってメインのヒロイン(男)、死んじゃうシーンでは普通に泣いてしまいました。トキヤが「必殺技は男の子の夢なんでしょう?」と言うんですが、これがまた優しくてな…;;物語の中ではハッピーエンドなんですが、失ったものが多くて切なくなる。こうして悲しい思いをしたことは、手放しのハピエンよりも記憶に残っていくんだよなと思います。彼らにも私たちにも。

いわゆるロボットアニメのようなストーリーなので、正直言うと個人的には興味がありませんでした。特に好きというわけじゃないので。ですが、ポラリスは世界観こそロボットアニメですが内容は少年たちの成長なので(他のロボアニメもそうかもしれないけど生憎見たことがないので分からないです)、観ていてすごく面白かったです。ロボットの見た目とかエネミーの見た目がいかにもSFなので、観始めた最初は「この世界観にのめりこめなかったらどうしよう」と不安でしたが……終わる頃には彼らの人生を思って泣いていたので現金だなと思います。

 

それぞれのキャラクターの話。

トキヤイチノセ役松村くん。前回のJTから続投ですが相変わらず安定の演技で素晴らしかったです。今作のキャラクター、トキヤってそういうやつだよねー!って頷ける演技。彼とレグスター役柏木くんとの殺陣は「キタキタキタ!」って感じでした。動ける子同士の殺陣は観ていて本当にドキドキします!レビューは前回よりも数割増しでセクシーでした。ありがとうございます。

ストーリーの中では、父親との確執が描かれていました。家族を亡くしたエンゲルバーグイチノセ(和泉さん)がトキヤを養子として引き取り、エネミーと戦うためのエースパイロットとして育てたという設定。息子ではなくパイロットとしてでないと自分に価値がないと思っているトキヤ。オープニングで父親と対峙した瞬間のトキヤの表情や仕草がなんとも切なくて、その一瞬だけで父親との関係を表現した松村くんすげえなと思いました。パパノセ。和泉さんは葬儀屋で何度も観ていますが、声もいいし素敵でした。トキヤをかばって倒れるところはなんとも苦しかった…トキヤの苦しい表情も最高でした。

 

ナツキシノミヤ役山川くん。今回初参加ということで大変だったと思いますが、本当に彼はスタイルが良くてびっくりしました。二列目から見てて何頭身だよと。顔がめちゃくちゃ小さい。足がなっがい。

個人的には、東京楽カテコで「ナツキシノミヤは男が惚れる男」「かっこよくてクール」という感じのことを言っていたのがとても嬉しかったです。元々の「那月」というキャラクターを考えると決して出てこないであろう「クール」という表現。彼は、「ナツキシノミヤ」という役柄と向き合った結果、「クール」と思ったんですよね。なっちゃんが演じた「ナツキ」という役を、そう受け取ったんだなあと思って。それがすごく嬉しかったです。

ラプール(黒幕)がナツキの眼鏡を外し、「あなたは本当はエネミーだ」とナツキも忘れていた正体を知らしめるようなシーンがあるのですが、そこで砂月のようなキャラクターにしてこなかったのはとても良かったです。地球人もエネミーもどちらもナツキと表現してくれたのは嬉しかった。

 

セシルアイジマ役横井くん。彼こんなに演技が上手かったですっけ…?出生が不明という暗い過去を抱えながらも明るく前向きなセシル、すごく愛らしくて良かったです。喋り終わった後に口が開きっぱなしなのすごい可愛かった。ナツキを傷つけたトキヤを怒鳴るところ大好きです。ラプールに操られているときの演技がほんと…すごく良かった…!剣にキスするセシル(中身ラプール)が最高に好き…。

レビュー。すごかった。話は少しずれますが、これから発売を控えている『雪月花』のMVで、寝そべったセシルが自分の映った姿を指先で撫でるシーンがあるんですけど。あれすごくえっちで好きなんですよね。元々のセシルって、無邪気で可愛くて純粋で前向きでふわふわしていて、それなのに急に艶っぽい表情を見せるところが最高にセクシーだしズドンとクるところだと思うんです。で、そういうセシルの魅力が、今回レビューでのセシルアイジマにがっつり詰まっている感じでした。溌溂とダンスして歌ったかと思ったら、伏し目ですんごいセクシーな投げキッスとかしちゃう。ウインクとかしちゃう。ラストの曲、一列目でセシルの視線とキスを受け取った女性盛大に倒れてましたし、すぐ傍で見た我々も完全に被弾。やられました。

横井くんがセシルと自身の魅力をしっかり理解していて、私たちを喜ばせるためにそれを表現してくれている。そう、それがセシルの魅力だよね、って。横井くんを見ることで、横井くんの表現で、本来のセシル自身をさらに好きになる。その感覚ってすごいことだなと思っています。

もしも今後このコンテンツが続いていって、リコリスを上演してくださるのなら、黒ずきんは横井くんがいいです。本気で。セシルの役を演じてくれたのが横井くんで本当に良かった。

 

最後にアンサンブル!なんか妙に可愛い子が多くてすごくファンサもいただいてしまい皆さん大好きになってしまいました…レビューでニコニコ踊ってる姿とても良かったです。めっちゃいいにおいした……。思い返すとエネミーもアンサンブルの方々が演じていらしたので、腹筋めちゃめちゃ見放題でした。本当に眼福でしたありがとうございました。皆さん早着替えすごいです。

 

多分他にもいろいろ思ったことはあるのですが、目を閉じるとセシルアイジマが投げキッスしてくるので色んなことが吹っ飛びます。これから大阪公演が始まりますが、もしも万が一大阪のポラリスを観るかどうするか悩んでいる方がいらっしゃるのなら絶対に観た方がいいです。本編面白いし、笑えるし、役者さんもいい。最後までキャストの皆さんが楽しみながら後悔なく怪我なく演じ切れることを願っています。

 

既に次回の演目に想いを馳せているのですが、次は何がくるでしょう。元々の演目順はBLOODY SHADOWSが一番なのですが、ラストだったポラリスが一発目に来たので今後どうなるかは分からないですね。情報の発表を楽しみにしていたいと思います。公演するとしても来年かな。特にブラシャは本当に大っ好きなので…………キャストが気になります。

前回劇シャイは本編前後で、今回シアシャイは本編と同じようなところをやってくれたので、このまま順調にSMSまで上演してくれたら、SMSは本当に本編と同じようにやってくださるのでは?と想像。リコリス完全に同じものをやられたら……トラウマになりそうですね。でも観たいです。一面真っ赤に染まった舞台で微笑む赤ずきん。観たい。